Replitの使い方を初心者向けに解説!AIツールを活用したアプリ開発のコツ

オンライン統合の開発環境である「Replit」は、初心者からプロフェッショナルまで幅広く対応している画期的なツールです。
「社内の開発環境をより効率化したい」「専門知識がなくてもプロジェクトを開発したい」と考えている方の中には、Replitの利活用を検討している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、生成AIの専門家の視点から、Replitの基本的な使い方と性能についてわかりやすく解説していきます。
その他IDEとの違いや生成AIによる開発支援機能、具体的なアプリ開発事例についても紹介しますので、初心者がどのくらいのレベル感で開発作業がおこなえるのかと疑問に思っている方は、ぜひご参考ください。
Replitとは?Replit Agentやその他環境との違い

「Replit」は、ブラウザ上で簡単にプログラミングができる「オンライン統合開発環境(IDE)」です。特別なインストールや設定などは必要なく、インターネット環境さえあればすぐに使えます。
まずは、Replitの特徴や「Replit Agent」の新機能、その他環境との違いについて詳しくみていきましょう。
ReplitとはオンラインでプログラミングできるIDE
「Replit」は、オンライン上でプログラミングをおこなうためのツールで、これらは「統合開発環境(IDE)」と呼ばれます。IDEは、プログラミングに必要とされるツールを1つにまとめたソフトウェアのことです。
Replitでは、ブラウザ上でのコード記述が可能で、実行・デバッグ・共有まで対応できます。多くのプログラミング言語に対応しており、特に教育やプロトタイピングに最適です。
自分のプロジェクトを簡単に作成し、ほかのユーザーと共同作業ができる特徴があります。
AI搭載のプログラミング支援ツール「Replit Agent」
「Replit Agent」は、2024年9月に加わった新機能です。ReplitにAI機能を導入したプログラミング支援ツールで、プログラミングの知識がないユーザーでも、簡単にアプリ開発ができるように設計されています。
Replit Agentの特徴は、自然言語での指示に基づいて、アプリケーションを自動的に構築できることです。フロントエンドからバックエンドまで、一貫した開発がおこなえます。ただし、現状では有料プランでのみ使える機能となっています。
「Bolt.new」と「Replit」の違い
「Bolt.new」と「Replit」は、どちらもオンライン上で使えるプログラミング開発ツールですが、それぞれ特徴が異なります。
Replitは、幅広いプログラミング言語に対応した包括的な開発環境であり、初心者から高度なユーザーまで利用可能です。Replit Agentに関していえば、フロントエンドからバックエンドまでの完全なアプリケーションが自動生成でき、APIとの接続も自動でおこなえます。そのため、高度な処理やAPI連携が必要な小規模プロジェクト向きのツールです。
一方、Bolt.newはフロントエンドの開発に特化しており、シンプルなアプリケーションのデザインや、プロトタイプの作成に適しています。特に、デザイン性を求めるプロジェクトや、シンプルかつ迅速なアプリケーション開発を求めるケースにおいては理想的です。
Replitの主な機能と特徴

Replitの主な機能と特徴は以下の通りです。
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インストール不要のブラウザ環境
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50以上のプログラミング言語対応
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リアルタイムの共同編集
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AIによるコードの補完やチェック
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即効性と多機能性
インストール不要のブラウザ環境
Replitの大きな特徴は、インストール不要でブラウザから直接アクセスできるオンライン開発環境です。特別な設定をしなくてもすぐにコーディングを開始できるため、開発のハードルが低く、初心者にも適しています。
50以上のプログラミング言語対応
Replitは、50以上のプログラミング言語に対応しており、多岐に渡る用途での開発が可能です。プロジェクトごとに選べるため、ニーズにあわせて最適な言語が選択できます。新しい言語を試したいときにも、Replitなら気軽に習得できるでしょう。
代表的なプログラミング言語は以下の通りです。
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Phthon
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JavaScript
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Rudy
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GO
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C言語 など
また、日本語のコメントやUnicode文字など、日本語を使用したプログラミングも可能です。
リアルタイムの共同編集
Replitには、リアルタイムで共同編集ができるコラボレーション機能があり、チームのリモート作業に適しています。従来の開発環境においては、ファイルのやり取りや個別の設定が必要で、共同編集の環境作りに手間がかかっていました。
Replitなら、ファイル共有・更新の手間はかかりません。オンライン上で複数のユーザーが同時にコードの編集をおこなったり、プロジェクトを共有したりすることも可能です。
さらに、エンジニア以外もすぐにプロジェクトに参加できることから、リアルタイムでのフィードバッグも実現でき、さらなる効率化が期待できます。
AIによるコードの補完やチェック
Replit Agentには生成AIが搭載されているため、プログラミングにおけるAIサポートが受けられる特徴があります。
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コード補完:入力中のコードをAIが自動で予測
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エラーチェック:構文エラーを検出
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コード生成:自然言語によるコードの自動生成
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コード修正:不要なコードをAIが再構築
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解説機能:コードの動作や意味の解説
上記の機能を駆使すれば、プログラミングに不慣れな初心者でも、比較的スムーズなコーディングが可能です。
即効性と多機能性
Replitは、即効性と多機能性を兼ね備えたオンライン開発環境です。アカウントを作成すればすぐにプロジェクトを開始でき、環境構築の手間なくコーディングできる特徴があります。
さらに、バージョン管理・デバッグツール・コード補完など、開発に必要な機能がすでに統合されているのもメリットです。実行結果は右側のコンソールに表示されるので、フィードバックも即座に受け取れます。
Replitでできること

ここからは、Replitでできるより具体的な内容についてみていきましょう。
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クラウドベースの開発環境
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AIを活用したコーディングサポート
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プログラミングの基礎が学べる教育向け機能
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Replit Agentによる初心者向けの開発支援
クラウドベースの開発環境
Replitはクラウドベースの開発環境を提供しており、インターネット接続があればどこからでもアクセス可能です。複数のツールを切り替えることなく作業を効率化でき、新しいプロジェクトを即座に開始できます。
また、インターネット環境があれば、PCやタブレットなど異なるデバイスからアカウントにログインでき、手軽に作業を再開できるのも大きなメリットです。クラウド上でコードを管理するため、環境構築の手間がかからないことから、チーム開発やリモートワークにも適しています。
AIを活用したコーディングサポート
Replitは、AIを活用したコーディングサポート機能「Ghostwriter」を提供しており、開発の効率化を大幅に向上させます。Ghostwriterができることは以下の通りです。
サポート機能
概要
コード補完
リアルタイムでコードの続きを予測して入力をサポート
コード生成
自然言語の指示から、適切なコードブロックを自動生成
コード変換
既存のコードを修正・最適化
コード説明
選択したコードの動作を解説し
AIチャットサポート
コードに関する質問にリアルタイムで回答
さらに、Replitにはエラーチェック機能も搭載されており、構文ミスやロジックエラーをリアルタイムで検出し、自動修正を提案します。
エラーチェック機能
概要
構文エラーの検出
セミコロンの付け忘れや括弧の不一致などを即座に指摘
ロジックエラーの指摘
コードの実行時に誤った挙動を示すロジックエラーの検出
AIによる補完機能やエラー修正提案機能が統合されることで、初心者も直接的なフィードバックが受け取れるため、実践的な学習が可能です。
プログラミングの基礎が学べる教育向け機能
Replitはリアルタイムでプログラミングが学べる特色があり、学習向けの対話型チュートリアルや、プログラミング課題の作成・管理機能も搭載されています。簡単に課題が作成できて、教師が生徒の進捗を確認しながらサポートしやすいため、効率的なプログラミング学習が可能です。
さらに、AIを活用したコーディング支援を活用すれば、学習の効率を大幅に向上させることもできるでしょう。AIが生成するコード補完機能やエラーチェック機能は、学習の障壁を低くしてくれるため、プログラミングに挑戦しやすい環境が作れます。
Replit Agentによる初心者向けの開発支援
「Replit Agent」を活用すれば、プログラミング初心者も快適にプロジェクトの開発がおこなえます。Replit Agentに搭載されている生成AIは以下の通りです。
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GPT-4o-mini
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GPT-4o
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Claude3.5SonnetV2 など
また、Replit Agentを導入すると使える機能や開発支援については、以下を参考にしてください。
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自然言語による開発指示
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フロントエンドからバックエンドまでのコード生成
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データベースとの自動連携機能
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リアルタイムの開発進捗確認機能
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複雑な設定の自動化
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デプロイまでの一環したサポート体制
Replitは無料で基本的なプログラミング機能が活用できる優秀なツールですが、上記のような開発支援を期待する場合は、有料プランも検討してみることをおすすめします。
Replitの使い方
ここからは、Replitの使い方や始め方、プロジェクト作成の流れについてご紹介していきます。有料プランReplit Agentの使い方についても触れますので、導入を検討している方はぜひご参考ください。
Replitの始め方
Replitを始めるには、まずアカウント登録が必要になります。アカウントは、GoogleやGitHub経由で簡単に作成可能です。
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Replitの公式サイトにアクセスし、右上の「Sign Up」をクリック
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任意の方法でアカウントを作成してログイン
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Replitの基本情報設定
アカウント登録後に「What is Replit?」のポップアップが表示されるので、利用目的やプログラミング経験などを入力しましょう。
プロジェクトの作成方法
Replitで開発を開始するまでの流れは以下の通りです。
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ダッシュボードから「Create Real」をクリック
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言語選択とプロジェクト名の設定
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プロジェクトのプライバシーを設定(公開・非公開)
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エディターに移行してコーディング開始
プロジェクト作成時は、「Create Real」から使用したいプログラミング言語を選択し、プロジェクト名を入力すればIDEが起動します。中央のエディターでコードを記述し、「Run」ボタンをクリックすると実行可能です。
結果は右側のコンソールに表示されるため、即座にフィードバッグが受け取れます。また、プロジェクトは自動で保存され、必要に応じて第三者とも共有可能です。
Replit Agentの使い方
Replit Agentを使うには、まず有料プランへのアップグレードが必要です。
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Replitを有料プランにアップグレード
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Replit Agentに要件を自然言語で入力
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Replit Agentが会話形式で指示内容を確認
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内容の承認後、Replit Agentが必要なコードを自動生成
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必要に応じて機能の追加や修正を指示
使い方は、「Describe What you want to make」と書かれたReplit Agentの枠内に、自然言語のプロンプトで指示を出すだけです。たとえば「Phthonで基本的なToDoアプリを作成してください」と入力すると、ユーザーの指示に基づいたコードを生成します。
Replit Agentは日本語プロンプトをサポートしているため、言葉の壁を感じることなく利用できるのも大きな魅力です。
Replitを活用したアプリ開発事例
ここからは、Replitを使って実際にアプリを開発した事例を3つご紹介します。
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Replit×Discord API|チャットボット開発
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Replit×V0|LP作成
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Replit×Roam|プロジェクト管理プラットフォーム開発
Replit×Discord API|チャットボット開発
Replitと「Discord API」を活用して、Discord内のチャットボットを作成した事例です。メッセージに自動で応答したり、特定のコマンドを実行したりする対話型のプログラムなら、約1時間程度で簡単に開発できます。Replit AgentのAI機能を活用すれば、初心者でもスピーディーに開発が可能です。
Replit×V0|LP作成
Replitと「V0」を組み合わせれば、「LP(ランディングページ)」なども簡単に開発できます。V0は、Vercel社が提供するAIを活用したフロントエンドの開発支援ツールです。入力した指示に基づいて、スタイリッシュかつ実用的なUIコンポーネントが自動生成できます。
さらに、V0にReplit Agentを組み合わせれば、プロジェクトのフロントエンド・バックエンド開発のさらなる効率化が可能です。V0を使用して素早くUIコンポーネントを生成し、Replit Agentでバックエンドの指示を加えれば、アプリ全体を完成させることもできます。
この方法なら、ユーザーは複雑なコードを書くことなく、迅速なプロトタイプの作成を実現できるでしょう。
Replit×Roam|プロジェクト管理プラットフォーム開発
Replitと「Roam」を組み合わせることで、プログラミング学習やプロジェクト管理における効果的な学習環境の構築も実現できます。
「Roam Research」は、ノートテイキングや情報管理を目的としたツールです。双方向のリンクやノートの階層管理ができるため、長期的なプロジェクトの研究に適しています。Replitを使ってプログラムを書き、Roamでプログラムに関するアイデアやメモ、関連動画などを整理すれば、複雑なプロジェクトの効率的な開発も可能です。
プロジェクトにおける設計書・仕様書をRoamで管理しつつ、その隣にReplitの開発コードを埋め込むことで、チームとのリアルタイムな情報共有ができます。Roamを導入することで、開発内容の共有とコーディングの同時進行も実現できるでしょう。
業務効率化のための本格的な生成AI活用は専門家へ
ReplitのAIサポートを活用すれば、スムーズにコーディングができ、初心者でも簡単にアプリやプロジェクトの開発がおこなえます。ただし、社内の業務改善やDX推進が目的である場合は、専門家の視点が必要です。
業界や職種によって、生成AIの最適な活用方法は異なります。現状の課題分析や適切なKPI設定、システム設計まで幅広い知見が求められるのもその理由の1つです。
これらを踏まえた上でプロジェクトに取り組まなければ、Replitを活用しても、ただアプリを開発しただけで終わってしまう可能性は高いでしょう。ビジネスにおける利活用が目的なら、上記をしっかりサポートし提案してくれる専門家に依頼すべきです。
弊社スパイクスタジオでは、生成AIを活用したシステムやソフトウェアの開発・支援サービスの提供をおこなっています。「こういう作業を効率化したい」「この機能は実現可能か?」といったご要望に応じた、最適なソリューションが提供可能です。
従来のシステム開発とは異なり、要件定義の段階から以下の専門的な検証をおこない、最善の仕様を提案いたします。
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生成AIの適用可否や精度検証
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コンテンツフィルターの設計
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ベクターデータベースの活用 など
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