大手SIのヘルプデスクAI化
回答速度3倍、要員大幅削減でコスト圧縮
150名体制のヘルプデスクをAIで再設計し、回答を高速化して人員とコストを削減

背景
大手SIの運用保守部門では、150名体制でヘルプデスクを運営していました。規模だけを見れば十分な人員です。しかし顧客のシステム環境が多様化するにつれ、問い合わせの内容そのものが複雑化していきました。
問題の核心
オペレーターは、手順書や過去の対応記録、契約ごとに異なるサービス条件を横断して確認する必要があります。参照先が分散しているため、一件あたりの対応時間は伸び、オペレーションの難易度も上がる一方でした。人を増やしても、この構造は変わりません。
打ち手と結果
着手したのは、増員ではなく参照体系の再設計でした。資料と手順書を1か所に集約し、契約内容やサービス条件まで含めて引ける形に整理する。その上で、よくある質問にはAIがその場で回答し、AIが答えられない内容だけを人に回す。担当範囲を明確に線引きしたことで、オペレーターは判断を要する案件に集中できるようになりました。対応履歴は蓄積してAIの回答精度の改善に回し、運用しながら品質が上がる仕組みとしています。結果として、回答速度は3倍に向上し、要員の大幅な削減によるコスト圧縮を実現しました。






