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Spike Studio
インタビュー

【後編】三井住友DSアセットマネジメント×スパイクスタジオ|生成AI研修で抵抗感を払拭、DX推進が加速

研修を通じて「これは業務に活かせそうだ」と可能性を実感し始めた現場。

後編では、そこからさらに一歩踏み込み、組織としてDXをどう進めていったのかに注目します。

「DX支援研修」を通じて、従業員が自分の業務を見つめ直し、どのように課題を抽出し、改善へとつなげていったのか。

実践的な変化のプロセスを、ぜひ最後までご覧ください。

伴走型DX支援研修

1月に全社向けに基礎研修を実施し、2月から約2カ月間、伴走型DX支援研修を行ってきたわけですね。どうしてこのような進め方になっているのでしょうか。

多鹿生成AIを導入してもなかなか従業員の利用率が上がらないであるとか、、従業員が現状のやり方を変えたりすることを敬遠される場合もあり、その結果、DXの推進に遅れが生じるケースをよく聞きます。そこで我々は通常、まずは研修で従業員のマインドセットを行いスキルを高め、その後、DX支援研修で伴走するという流れでご提案しています。そうすることで、DX推進がスムーズに進みやすいと感じています。。

土屋氏身についた基礎知識を実際の業務にどう結びつけるかという時、必要な開発を誰かにお願いするのではなく、隣で自分の課題を一緒に考えてくれるサポーターが必要だと考えていました。

中平氏伴走型DX支援研修は、実際の業務における個別の課題案件について、一緒に考えてもらい、アイデアをもらうというもので、商品アドミニストレーション部門だけに提供されました。

伴走型というと、研修はどのように提供されるのですか。

多鹿社内に私の席を設けていただいて、常駐しました。常駐することで社内の空気をつかみやすくなり、企業風土に起因する課題にも気づきやすくなります。このため、伴走型DX支援に関しては、基本的にはお客様のところに伺って、お客様と同じ目線、同じ立場で進めます。

内容は、チームごとに課題をヒアリングし、どのような形をとれば課題解決できるか、併走しながらアイデアを考えたり、実装はどうすればいいか一緒に絵を描くというものです。初期は各チームと定例ミーティングのような形でしたが、後半になると「こういうことに困っているんだけど」と相談に来てくれるようになりました。皆さんとても前のめりというか意欲的で、非常にやりやすかったです。

土屋氏相談したい人が沢山いて、予約が取れなくて大変でした。

member of this project "Tsuchiya"

予約がとれないほど人気ということは、アドバイスの内容が的確だったわけですね。

中平氏そうです。ヒアリングから業務を理解されるスピードが速くて、私どもも驚かされていました。

山本氏当初、ここまで多鹿さんが進めてくれるとは思っておらず、ちょっと驚愕したというのが正直なところです。私たちはこの会社にずっといましたが、他部門の業務フローなんてあまり知らなかった。それを多鹿さんが理解して可視化して、課題はここだよと分かるようにしてくれました。そのうえで、それならソリューションはどうしようと、一緒に考えてくれます。

あとは、横串を刺してもらったのが非常に良かった。チームごとにそれぞれ仕事をしているが、横串刺したらみんな一緒だねと。この2カ月でよくここまで見てくれたなというのが、正直なところでした。2カ月で23案件なんて、普通はあり得ない。

多鹿改めてですが、皆さんDXを進めようと前向きな人たちばかりで、この課題のゴールはここに置こうとコミットして、一緒にゴールに向かって進めることが出来たので、私としてもとてもやりやすかったです。

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member of this project

成果と今後の展望

研修を実施して、社内に変化はありましたか?

中平氏多鹿さんに相談した案件以外にも、解決したいことや改善できることが見えてきました。それについて、「これはDXで何かできないのか」という相談や、実際にやってみたいという人が出てきています。

金融業界はセキュリティに要件が厳しいので、DXについて慎重になりがちです。このため、DXや生成AIというと、なんとなく抵抗感がある人もいます。ですが、スパイクスタジオの基礎研修や、DX支援研修で個別案件を解決したことでその抵抗感を払拭できて、DX推進の取り組み全体が活性化しました。

最近は、商品アドミニストレーション部門だけでなく、IT部門など他部門とも課題感を共有して、部門横断で何とかしたいという動きも出てきました。

土屋氏DXに限らずさまざまなことで、部署を越えて集まって考えようという場が増えました。DX推進のプロジェクトが、部門横断の風通しの良さを作るきっかけになったと思います。

山本氏こういうサービスでは、専門分野が分かれているイメージがありましたが、そうではなく、広範に見ていただけたのが非常に良かったです。

土屋氏内容によって、スパイクスタジオ社内の各分野の専門家に相談してくださるのですが、よくこれだけスペシャリストが揃っているなと思いました。

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プロジェクトを見事に推進できた要因は何だと考えますか?

中平氏スパイクスタジオの皆さんが、我々の要望やセキュリティ上の制約などに、辛抱強く柔軟に対応していただけたこと。同時に、常駐というのもポイントかなと思います。

今回のような研修について、社内に経験者はいませんでした。私たちプロジェクトメンバーは手探り状態でやっていましたが、多鹿さんが「部屋にも気軽にいつでも来て下さい」と懐深く迎えてくださったことで、安心して進めることができました。私はそこが一番大きな要因かなと思っています。

では最後に、今後の方針などあれば教えてください。

中平氏私は今回、プロジェクトマネージャーの仕事をしましたが、PM力をもう少し高めたいと感じました。意見をまとめる力やタイムマネジメントなど、多鹿さんの手際の良さを見て、自分もそこをもう少し磨きたいと思っています。

土屋氏今回は商品アドミニストレーション部門だけで実施したので、今後、このような取り組みの全社レベルでの広がりと、現場主体の業務の効率化、各部門間の連携強化を期待しています。同時に、事務の効率化が中心でしたので、コアな業務にインパクトがあるような改善をしていくのが、今年度の目標になっています。

今回の伴走型DX支援は、2月3月の2カ月間で終了ですね。

山本氏限られた予算内でお願いしたので、本当はもう少し続けたかったというのが正直なところです。今後タイミングを見て、またスパイクスタジオさんと組んで、会社全体に何かやっていきたいと思います。

価格面の満足度としては、いかがですか?

土屋氏こういうサービスの相場が分からないという前提で申し上げますが、今回やっていただいた濃い2カ月間の代金としてはお安かったと感じています。やってよかったなと思っています。

多鹿楽しい2ヶ月でしたね。

土屋氏本当に楽しかったです。今後も一緒に取り組んでいければと考えています。

――ありがとうございました。

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